05年夏~06年夏まで1年間スウェーデンに留学していました。東京での大学院生活を経て、今は岡山県で働いています。


by kanapyon_814
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スウェーデンの軍隊

日曜日に、スウェーデンの軍隊のオープンデイにいってきた。

今すごくお世話になっているスウェーデン人のアルビッドの
妹さんの関係でオープンデイにいくことになった。
彼女は、国連のPKOで月曜日からアフリカのリベリアに行く。

スウェーデンでは、男の子は兵役のテストを受けなくてはならない。
最近は面接で「兵役にはいきたくありません」といったら
いかなくてもいいそうだが、高校を卒業したばかりだと
思われる若い人たちがたくさん訓練を受けている。
日本語の授業にお邪魔したときに会った19歳の学生も、
来学期は兵役にいって、その次の学期からまた学校に戻るといっていた。

オープンデイは、訓練を受けている人の友達や家族をはじめとして、
近所の人たちなど誰でも行くことができる日のようだ。

外に、たくさんの戦車が並んでいて、上にのぼったり、中に入ったりできる。
アルビッドの妹さんが乗って訓練をしていたという戦車の中に
入ってみたが狭くて、居心地が悪い。
最終訓練では、その戦車の中に1日18時間いたらしい。

敬礼などの訓練の様子や、戦車を使った訓練を見られる時間もあった。
アナウンスで、「スウェーデンは戦争をするためではなくて、
平和を守るために軍隊を持っているのです!」ということがしきりに
いわれていたようだった。

スウェーデンは、第一次世界大戦、第二次世界大戦参戦を回避し、
今まで、120年間戦争をしてこなかった国である。
人々はそのことを誇りに思っていて、戦争を「する」という感覚はないそうだ。
スウェーデンの軍隊は、災害時のためや、国際協力のために
あるという感じで、日本の自衛隊に似ているかもしれない。

でも、いくら平和を守るためとはいえ、武力を使うことは、
本当に本当に避けるべきことだということを強く感じた。

戦車の訓練をみて、ものすごい音を聞いて、その音が体に響いた。
夜寝る前もなんとなく、耳にその音が残っている気がした。
訓練ではなくて、実際にこういうことが起こっている場所があるんだ
ということを想像してみたら、すごく恐ろしかった。

アルビッドに「もし日本が戦争をするとして、戦争に行く?」と聞かれたけど
「日本が戦争をしないように努力する」と答えた。
アルビッドも「僕も同じだし、スウェーデンもそういうスタンス」といっていた。

武力を使うことで報われる人は、いないと思う。e0064166_19262870.jpg


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by kanapyon_814 | 2005-09-26 18:06