05年夏~06年夏まで1年間スウェーデンに留学していました。東京での大学院生活を経て、今は岡山県で働いています。


by kanapyon_814
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大事な日常

東日本大震災から1か月。

私は、色んなことを想像するのが好きですが、
この災害に対しては、想像力が全然働きません。

急に家も財産もすべて失うとはどういうことなのか。
急に家族がいなくなり、1か月経っても行方がわからないというのはどういうことなのか。
いつ状況が落ち着くのか先行きが見えないというのは、どういうことなのか。
想像しようとしてもわかりません。

本当にそれは、被害をあわれた方にしかわからないことなのだろうと思います。
被災地に行ってお話が聞ける機会があっても、決して「お気持ちわかります」とは
口にできないと思います。


早く「日常」を取り戻したいという被災地の方々の声。
今日は、普段意識しない「日常」を大きく意識しました。

朝少しゆっくり起きて、
映画情報を見て、
何時間か仕事をして、
夕方映画館に行き、
映画館の近くのカフェでご飯を食べ、
ちょっと遠回りして満開の夜桜を見ながら家路につく。


あたたかい春の日差しやにおい、
軒先のつばめ、
映画の前売り券を買ったチケット屋のおばちゃんの「いってらっしゃい」の言葉、
夜に行ったカフェの店員さんの笑顔、
お土産のケーキを選ぶ大学教授風のおじさんの嬉しそうな顔、
暖かさと冷たさの混じった夜の風、
そして、桜。

(他の色々な景色は、生涯に1度か2度見れば満足なのに
 桜は毎年見なければ物足りない気がする・・・不思議なものです。)

色々なものがとても貴重なものに見えました。


最近よく足を運ぶ、ミニシアター。
この2か月で見た3本の映画はすべて「いのち」に関わるものでした。

今あらためて、「いのち」が与えられている
私にしかできないことは一体なんだろうと、考えを巡らせています。
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by kanapyon_814 | 2011-04-09 21:47