05年夏~06年夏まで1年間スウェーデンに留学していました。東京での大学院生活を経て、今は岡山県で働いています。


by kanapyon_814
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貿易ゲーム 自分と世界のつながり

今の授業のテーマは、Grobal Perspective
貧富格差のこととかも考えている授業。

月曜日のワークショップでは、貿易ゲームをした。
私が活動していた、日本国際連合学生連盟(UNSAJ)の
夏のセミナーで必ずやるだけど、今回のは、それの簡易版みたいなものだった。

このゲームの仕組みは、こんな感じ。
①グループにわかれる。
②グループごとに違う文房具が渡される。
・あるグループには、紙、えんぴつ、はさみ、ホチキス、セロテープ、定規
・あるグループには、紙、えんぴつ、はさみ、のり
・あるグループには、紙、えんぴつ、はさみ、定規
・あるグループには、紙、定規 というふうに。
③それぞれのグループで、製品
 (今回は紙のチェーン、たなばたとかで飾るようなの)をつくる。
④その製品を先生のところまで持っていって、ポイントをもらう。

私は、紙と定規しかないグループで、
のり、テープなど何か接着できるものがないとチェーンは作れないので、
文房具がたくさんあって、紙があまりないグループとトレードをしたりして、
まず、必要なものを手に入れた。

そうしているうちに、全てがそろっているグループはどんどん製品をつくっていき、
チェーン1個あたりに対する、ポイントが下がっていく。
私たちがやっと先生のところにチェーンを持っていける段階になると、
5ポイントだったものが2ポイントになってしまっているというふうに。

紙の種類は3種類くらいあって、先生が時々、ポイント数を変える。
例えば、今、色画用紙でチェーンを作ったら7ポイント、
新聞紙で作ったら8ポイント、ミックスだったら10ポイント、というように。

文房具がそろっているグループは、紙に絵を描いたりなどして、
新しい種類のチェーンをつくっていく。新しいものには、高いポイントがつく。
私たちのグループは、それらに翻弄されながら、ポイントを稼ぐ方法を考えるのみだった。

このゲームは、世界の経済のシステムをシミュレーションするためのもの。
いろいろ文房具がそろっているグループは、先進国といわれる国々。
紙しかないグループは、資源はあっても
テクノロジーなどが足りていない発展途上国といわれる国々。
ポイントの変化は物価の変動や、トレンド、流行などとイコール。

このゲームの中では、RichなグループはRichであり続け、
PoorなグループはPoorであり続けた。

世界の富の配分バランスは、すごく悪い。
人口の5分の1の人たちが、世界の富の5分の4を所有しているといわれている。
この崩れたバランスを立て直すために必要なのが、
一人一人の「消費者としての意識」

例えば、すごく安い服。
どうしてこんなに安いのかなぁ、
この製品を作っている人たちには、きちんとした賃金が支払われているのかなと考える。
もし、労働者が賃金を搾取がされていることがわかったら、
その製品は買わない、その企業に手紙を出す、新聞に投書するなど、
消費者としてできることはたくさんある。

安いものを買ってお金がセーブできるのは、やっぱり嬉しい。
だから、安いものがどうして安いのかなんて、買い物をするときには、忘れてしまう。

でも、商品を買う前に、それがどこから来たのか、
誰の手によって作られたのか、少しずつでも、考えて、想像して、
自分と世界のつながりを意識できるようになったら、
世界のシステムを少しずつ理解していったら、
生活水準が向上する人が増えるということを忘れないでいたい。
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by kanapyon_814 | 2006-04-08 05:07