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05年夏~06年夏まで1年間スウェーデンに留学していました。東京での大学院生活を経て、今は岡山県で働いています。


by kanapyon_814
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2度目のスウェーデンで学んだこと 3

スウェーデンでは、スウェーデンで頑張っている
日本人のお友達にも会うことができました。

いつもハッピーオーラが感じられるMさんのお家に
遊びにいかせてもらったときは、
「ちょっとした工夫で幸せ度がUPすること」をまた確認できた気がします。
これは、留学中にMさんのお家に行く度に思っていたことです。(2006年4月の記事参照)

Mさんとスウェーデン人の旦那様Eさんは、本当に理想のカップル。
Mさんはお寿司屋さんで働いていて、Eさんもコックさんだから、
2人のお家で食べる手作りのご飯は、最高!
そして、2人のお話を聞いていて、
人とのつながりを大事にしているんだなと感じました。

例えば、今回も、
「このジュースは、となりのお家から大量にもらったりんごをしぼったんだよ~」とか
「この魚は、○○さんが釣ったのをいただいたんだよ」とか
「この卵は、Eのお姉ちゃんのところで飼ってるにわとりが産んだ卵だよ」とか・・・
素敵ですよね。

きのこ狩りにも連れて行ってもらいました。
スウェーデンでは、近くに自然の恵みがいっぱい。
きのこ、ブルーベリー、コケモモ、などなど、
森に行って摘んでくる人が多いです。

↓ どっちが食べられるきのこでしょうか??
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正解は、2番目です。
カンタレルというキノコで今が旬です。大漁でした☆

赤いのは、毒キノコ。初めて自分の目で毒キノコを見ました。
たくさんあったけど、みんなきれいで触りたくなりました。
でも、触っただけでも危ないのだそうです。

↓ マイナスイオンいっぱいの森の中。
2度目のスウェーデンで学んだこと 3_e0064166_13471356.jpg


いつも元気一杯にみえるMさんも、時には、
気持ちが落ちてしまうこともあるそう。
もう一人お寿司屋さんで働いている日本人のMちゃんと、
元気になれる本などを交換して読んでいるそうです。
Mちゃんは私と同じ時期にスウェーデンに留学していたお友達で、
再会できて、ゆっくり話ができて嬉しかったな。

Mさんのお家で、ちょっと読ませてもらった
浅見帆帆子さんの本の中に、
面白いことが書いてありました。

うろ覚えなのですが・・・

「ネガティブな気持ちに打ち勝つためには、
“自分レベル”を上げておくことが大事です。

席を譲る、ゴミをひろうといったことをすすんでやる。
不平や不満を口に出さない。
誰かをねたむようなことを思わない。
そういったちょっとしたことで“自分レベル”が上がります。

“自分レベル”が上がっているときには、
タイミングよく事が運んだり、
ほしかったもの、会いたい人などが
向こうからやってきてくれたりします。

トラブルが起こったときも、
それは、“自分レベル”を上げるチャンスだと捉えましょう。
そして上手く行ったときには、感謝をしましょう。」

浅見さんは、直感に従うこと、
迷ったら本音で動くことの大切さも書いていらっしゃいました。

大学院の親友と、去年から、
「FEEL & ACT」という言葉を
2人で合言葉にしています。

この言葉、これからも大事な言葉になりそうです。


↓ ベクショーの教会
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留学中、お世話になっていた先生方にも会うことができました。
そのうちのお一人は、障害児教育をされていた先生です。
その先生のお家にお邪魔したとき、作っているHPを見せてもらいました。
そこにこんな言葉がありました。

I always wanted to be a dancer or an actress.
However, my calling was to help handicapped children.

昔、英語では、使命や天職のことを、
“calling” ということを習って、いいなぁと思ったことを思い出しました。

2週間、日本を離れていただけで、
首相が辞任したり、色んな事が起きていました。
自分がいないときに、そういう大きいことが起きると、
あー自分がいなくても社会は動くんだなぁって、
自分のちっぽけさを感じることがあります。

でも、最近思うことは、
人は、きっと、何か小さいことでも “Change” を起こすために
生きているのではないかということです。

地球全体に対しては、ちっぽけな自分でも、
小さいことでも何かに対して、1人であっても誰かに対して、
大きな存在になりたいなと思います。

そういう意味で、親になることってすごいことだなと思います。
両親は、私にとってすごく大きな存在です。

留学中も、今回の旅の間も、母とよく電話をしていました。
母の声を聞くと、とても安心して、
元気が出ない日もまたがんばろうと思えてしまうから不思議です。

↓ 小さくても、私を感動させてくれたかわいいお花
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スウェーデン南部のルンドでは、
大学院に留学している日本人の友達のYちゃん、
ベクショーで知り合った友達2人、ホストシスターに会うことができました。

Yちゃんに、「kanapyonのブログ読んでるから、近況はわかるよ~!」って
言ってもらえて嬉しかったな。ありがとうね!

最近、なかなか書く時間が・・・っていうのもあったけど、
実はブログに何を書いたらいいのかわからなくなったりして、
あんまり更新できないことが多かったんだけど、
Yちゃんや、他の友達にも
「ブログ楽しみにしているね。」と言ってもらえて、
色々書いていきたいなと思いました。

Yちゃんと話していたとき、
よく就活の相談に乗ってもらっていた大学のときのクラスメイトから
聞いてみたらいいよと教えてもらった歌のことを思い出しました。

RADWINPSの『夢番地』という歌です。
その歌詞に
「僕はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね
僕はきっと今誰かの夢の上に立っている」 というのがあります。

忙しかったり、大変だったりして忘れてしまうけど、
自分が今いる場所がとても恵まれていること、
それを忘れないで頑張りたいねと励ましあいました。

Yちゃん、大変なことも多いと思うけど、ルンドで頑張ってね!
私も日本で頑張るからね~!

↓ ルンドの大聖堂の時計
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スウェーデンの旅、
最後の空港での待ち時間までも、再会に使えた、
スペシャルなものでした。
空港まで会いに来てくれた友達に本当に感謝です。


スウェーデンで再会してくれた人たち、
新しく会えた人たち、全部で30人くらいになります♪
たくさんの人たちに会えました!

もう一度、 ありがとう! 
そして また会いましょう! と言いたいです。


いっぱい書いてなんかすっきりしました。
みなさん、読んでくれてありがとうございました。
by kanapyon_814 | 2008-09-19 14:56