05年夏~06年夏まで1年間スウェーデンに留学していました。東京での大学院生活を経て、今は岡山県で働いています。


by kanapyon_814
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一つずつ思い出に

今日で、スウェーデンに来てから、9ヶ月。
授業も残すところ、あと1週間。
一つずつ、ここでの生活が思い出に変わっていっています。

・・・・・・・・・・

土曜日、ダンススクールの発表会がありました。
小さなグループが、3~5分ずつ踊りを見せていくもので、
バレエ、ジャズ、ストリートなど色々ありました。

私は、芸者をテーマにしたものと、
マイケルジャクソンの曲に合わせたモダンバレエを踊りました。
芸者のは、振り付けがあんまり好きじゃなかったけど、
マイケルジャクソンのは、ソロを踊らせてもらいました☆

やっぱり大きい舞台で踊るのは気持ちがいいです。
舞台に立つと体が軽くなって、自然に笑顔になれちゃうので不思議です。

この日が、ダンススクールの皆、そして先生に会えるのが最後。
こうやって、一つずつ、自分の日常になっていたものが、
終わっていってしまうんだなと、後から、しんみり寂しさがこみ上げてきました。

・・・・・・・・・・

土曜日の夜から月曜日までは、クラスで合宿がありました。
私は、後から遅れていったのですが、土曜日の夜は、たまたまその場所で、
スウェーデンのフォークダンスが行われていて見学にいけました。

「ちょっと見せてください」と入っていったのですが、
入った瞬間にダンスに誘われ、とりあえず、まねして踊ってみました。
その楽しいことっ!!
発表会で踊って疲れていたはずなのに、
その疲れが“踊り”のおかげで吹っ飛んでしまいました。

日曜日の午前、午後、月曜日の午前は授業。
子どもたちに、グローバルな視点を持ってもらうためには、
どんな授業をしたらいいかというのを体験する授業が主でした。

日曜日の午前は、アジアの国に関するゲーム、
そして、チョコレートに関するゲームをしました。
アジアの国のこと、あんまり知らないことに気づきました。
でもちょっと地理が好きになりました。

チョコレートゲームは、チョコレートのパッケージを見て、
チョコレートが作られるまでには、どんな人たちが関わっているか、
どんなプロセスが踏まれているかなどを話し合い、最後に、
お金の何割が、どこのパートに配分されているのかということを話しました。
一番弱い立場になってしまうのは、カカオや砂糖など原材料を作っている人たち。
彼らが搾取されないようにするために私たちには何ができるでしょうか・・・。

・・・・・・・・・・

日曜日の午後は、時間をもらって、模擬国連を紹介させてもらいました。
模擬国連は、私が日本のインカレサークルでやっていたものなのですが、
一人一人が国連の一国の大使となり、
議題に関するその国の立場などをリサーチし、
国連会議をシミュレーションしてみるという活動です。

今回は、いつも新歓で、「模擬国連とはどういうものか」を説明するために使う、
「世界共通給食をつくる」という議題を使いました。
世界共通給食は、実際には存在しないのですが、
世界中の人たち、皆が宗教の違いなど関係なく食べられる給食を作るとしたら、
どんなメニューがいいか考えるというものです。
条件は、原材料を出す国の経済に影響を及ぼすということ。
なので、自分の国が作っている農産物を使えるようなメニューを作れたら、
その国の利益になるということです。

くじ引きで国を決めて、私が用意した情報は、
その国の宗教の割合と農産物のデータだけだったのですが、
みんな、そのデータと自分の知っている知識を使って、
その国になりきってくれ、面白い会議になりました。

特に、アメリカをやったドイツ人の子がかなり“黒かった”上に
イギリスをやったアメリカ人の子が少しずつ妥協していくのがうまくて、
メニューはなかなか決まりませんでした。
その人のことを、「国名で呼び出す」という
模擬国連特有の現象が、ちょっとの間であらわれていました。 

途中で、常任理事国の5カ国の1つでも賛成してくれなかったら、
その決議は通っても実行力がないということを説明しました。
安全保障理事会改革で散々話し合われているけど、
やっぱり、これは変えるべきだと思います。

久しぶりに模擬国連をやってみて、
どうして、国連での議論が難航するのかなどなど、
改めて感じることがありました。

・・・・・・・・・

日曜日の夜は、寿司&肉じゃがディナー
初めに作り方を見せて、一人一本、巻き寿司を作ってもらいました。

その後は、キャンプファイアー&サウナ
キャンプファイアーでは、
みんなで知っているビートルズの歌などを歌ったり、
その国の国歌を紹介しあったり、
同じ歌をその国の言葉で歌ったりしました。
やっぱり、踊りと歌、大好きだーーーー!!
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月曜日の午前は、Trust Game
交互に仰向けに寝て、近くに寄り合って、両手を上に挙げると、
その上で人を運ぶことができるんです!!すごい!(説明難しい・・・)
興味のある人はいつかやりましょう・・・。

そして、Time management について、話し合いをしました。

「1日は86000秒。
その86000秒が86000円だとする。
毎日与えられる86000円は貯金することができず、使い切らなければならない。
次の日になったらまた86000円与えられる。
私たちは毎日与えられる、86000円をどう使えばいいのだろう。」

ランチの後はカヌーに挑戦!!
“カヌー=協力”です!
楽しかったけど、筋肉痛・・・。

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月曜日帰ってきて、8時半に就寝してしまいました。
で、起きたのは10時・・・苦笑。
International Camp楽しかったです!!
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by kanapyon_814 | 2006-05-25 04:21

雨だからなのかな・・・

雨だからなのかな・・・
ちょっと体に痛いところがあるからなのかな・・・
レポートを書かなくてはいけないからなのかな・・・
なんとなく、体がだるくて、元気が出ない。
眠気が取れない。

やらなきゃいけないことを全部、投げ出したくなる。他のことに目が行く。
買い物をしたり、ご飯をつくったり、洗濯をしたり、
そういうちょっとしたことが全部なければいいのにと思ってしまう。

ちょっと焦る。

やらなきゃいけないことがあるのに、
なんとなく体が言うことを聞いてくれない。
やらなきゃって思う自分と、
さぼっていいよって思う自分との葛藤。

でも、焦らないように、どうにか気持ちを落ち着かせる。
心と体が一緒になるように。

前に友達から誕生日にもらったバッグに書いてある言葉。
"Manage to keep body and soul together"
そう、心が先に行っても体がついていかなければ、
思っていることはうまくいかない。

心と体、両方を健康にしておくこと。
体が疲れていたら、よく寝ること。
心が疲れていたら、しっかり癒してあげること。

その時間は大事。
次に進むために。
助走をつけるために。

・・・・・・・・・・

昨日、スウェーデン人の友達に会った。
「忙しい?」
「うーん、ちょっと・・・」
「全部をやるのは無理だから、ちゃんと選ばないとだめだよ。
例えば、僕は日本に留学したとき、
あんまり旅行はできなかったけど、友達といい関係を作ることができた。
他の友達は、旅行を楽しんでいたけど、あまり友達ができなかったみたい。
旅行はできなかったのはちょっと残念だったけど、
友達と沢山過ごせたし、自分で決めたことだから、満足してるよ。
スウェーデン語では、そういう風にすることを、prioriteraというよ。
日本語ではなんと言う?」

“優先順位をつける”

そうだよな~一度に全部やることはできないから、
優先順位つけないといけないよね。それもまた難しいけど。

そして、やりたいことを楽しむためには、
やらなきゃいけないことをきちんと済ませないとね。

やらなきゃいけないことをしないと、
やりたいことも楽しめなくなるから。

ほどほどに休みつつ。。。

頑張れ、自分。
時間は止まってくれない・・・からな。
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by kanapyon_814 | 2006-05-19 01:15

Växjö再発見

土日、違う街に留学している日本人の友達が、ここに遊びに来ていました。
誰かに街を紹介してみると、再発見することって多いですね。

月曜日に、2年前にここに留学していた同じ大学の先輩から、
お手紙をもらったのですが、先輩もそういうことに気づいて、今は、
「よそから来た人の視点を生かしたまちづくり」を興味範囲として勉強しているそうです。
まさにそれを実感できる日でした。

あ、こんな場所あったんだ!とか
こんなところにこんなもの。。。知らなかった!とか
こんな花も咲いていたんだ!とか。。。
小さい発見だけど、大きい発見でした。

・・・・・・・・・・

日曜日は、水曜日に誕生日だったF1好きの友達に連れられて、
ゴーカートに行きました。本格的なゴーカートでした。予想通りへたくそでした・・・。
クラッシュして、あばらが痛い・・・。早く治りますように(苦笑)

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以下、最近取った写真です。
今、Växjöはこんな感じです☆

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桜も
咲いて
いました。
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by kanapyon_814 | 2006-05-15 05:34

サプライズパーティー

水曜日は、去年私の大学に交換留学で来ていたスウェーデン人の友達の
誕生日だったので、金曜日に誕生日会を企画しました。
彼は、日本人のみんながここで居心地よく生活できるように
いつも気を配って、心配してくれる、『日本人みんなのスウェーデンの兄』みたいな人。
お誕生日おめでとう+いつもありがとう!の気持ちを示したくて、
サプライズパーティーにしました。

・・・・・・・・・・

サプライズ①
「小さいパーティーだよと言っておいて、本当は大きいパーティーをする。」

予定を聞くとき、「小さいパーティーでゆっくり話すのが好きだって聞いたから、
4~5人で小さい誕生日パーティーをするよ」と言っておきました。
で、実際、最初は4人でパーティーを始めました。
その間、別の会場では、本当のパーティーの準備が行われていました。
1時間後、準備が整ったときに、友達から電話をもらい、
「○○がペーパーで忙しくて来られなかったけど、
会いたいからちょっと来てっていっているよ」といって、その会場にみんなで移動。
15人位、全員ゆかたで、そして、拍手でお出迎え!!バラの花を贈呈☆
友達の驚いた顔が見られました。

・・・・・・・・・・

サプライズ②
「映画のプレゼント」

友達は、演劇が好き&心理学専攻で人の表と裏を見るのが好きということで、
みんなで劇を作って、映画を撮ってプレゼントしました。
映画、初めて撮ったけど、大変なんですね。。。すごく面白かったけど。
俳優さんたち、監督さん、カメラさんなどなどの苦労がよくわかりました。

・・・・・・・・・・

サプライズ③
「ヘルメットのプレゼント」

友達は、F1が好きなので、みんなでお金を出し合ってヘルメットを購入し、
漢字で名前を書いてプレゼントしました。

ヘルメットはすぐに見つかったのですが、
それに書けるペンを探すのが、本当に大変でした。
「日本だったらそんなペン、すぐに見つかるのにねーー」と
一緒に探しに行った友達と話しながら、散々探して、
最後にたどり着いたのは、日本製の銀色のペン。
最後に頼ったのが、日本製とは、、、何かを物語っているようでした。

・・・・・・・・・・

サプライズ④
「似顔絵のプレゼント」

これは、去年の11月のJapanese Dinner の時に
全員の似顔絵ポスターを描いた友達からのサプライズ。
彼の顔の下には、Japanese Dinner参加者16人の小さな似顔絵も。
レイアウトもそのままで、
「17枚目のポスターです」って渡してたのが印象的だったなーー!

サプライズ大成功でした!!

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準備していて気づいたのは、周りに、人を喜ばせるために、
時間を使うのを惜しまない人たちが多いなーということです。
彼らから学ぶことがたくさんあります。
本当にステキなことだなーと思います。
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by kanapyon_814 | 2006-05-15 05:16

一番大きな私の夢

夢つながりで、寝るときの夢じゃない私の夢、
その中でも一番大きな夢について書こうと思います。


それは、世界中の全ての人々と一緒に瞑想をすること。
時間を止めてみたいんです。


1分、いや、そんな贅沢なことは言わず、10秒でいい。

一斉に、それぞれがその時にしている何かを止めて、
ただ静かに目を閉じてみる。


みんなが一斉に手を止めれば、その間は、
自分がこうしている間に誰かに追い越されてしまうという、競争における不安、
誰かに撃たれてしまうのではないかという、戦いにおける不安、
そんな恐怖感や不安を持たずにいられる。


ただ静かに頭を垂れる時間。
遠く離れた知らない場所で、一緒に瞑想している誰かのことを思う時間。
友達や家族のことを思う時間。
隣にいる人のことを思う時間。
自分の心と会話する時間。


そういう時間をより長く保つことの意義を感じられたら、
争いなんて、しなくて済むようになるんじゃないか。
争いをしないように努力ができるんじゃないか。

そう思うんです。
そう願うんです。


これは、理想です。
現実はもっと複雑です。

でも、理想を持つことは大事だと思います。


まずは、友達同士とかで、
次に、もう少し大きなイベントで、
もっと大きなイベントで、
住んでいる地域中で、
もっと大きな範囲で、
日本中で・・・

そして目指すは・・・世界瞑想の日!!!


(時差あるけどね。。。気にしない!!)
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by kanapyon_814 | 2006-05-10 10:09
スウェーデンでは、実は夢の中にいるのではないかと錯覚するくらい、
美しい光景を見られたり、気持ちが晴れ晴れする出来事が起こったりする。

先週、日、月曜日は一日中雨だったのだけど、
水曜日から暖かくなり、金~土は、日中は半そでで過ごせるくらいの陽気だった。
4月30日に、Valborgという「冬を追い出して、春・夏を出迎える」という伝統的な
行事があって、夜、雨の中、花火があがり、大きな焚き火が出現した。
その通りに、春(というより夏っぽい)がやってきたというわけだ。

月曜日は、雨でもすごくハッピーになれることがあった。
Semlaさんのお家で、久々に浴槽につからせてもらった!!
しかも、周りにろうそくを置いてもらい、ちょうどよい暗さの中で、
しかもしかも、浴槽の中でカクテルをいただくという贅沢な演出つき☆夢みたいだった~
その後には、おいしいタイカレーとクリームブリュレをごちそうになった。
全ての疲れがふっとんだという感じだった。本当、ありがとうございました!

水・金曜日は、外で授業があった。
子どもたちに自然に興味を持ってもらうためにはどんな工夫をしたらいいかを学ぶ授業。
大学のお城の裏の辺りに、湿地帯みたいなところがあって、
そこで色々な木々の芽やコケを観察したり、鳥の声を聞いたり。。。
スウェーデンでは、全ての人に「自然を楽しむ権利」(allamansratt)があり、
人々は、週末になると自然の中に繰り出していく。
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木曜日には、寮の友達や、近くに住んでいる友達を呼んで日本食ディナーを開催した。
総勢、25人くらいになって、11月に行った日本食ディナーの
ミニバージョンをやっているような緊張感だった。
私は寿司係で、多分、20本くらい寿司を巻いたと思う。

日曜日は、ホストマザーと一緒に世界遺産になっている
Karlskrona(カールスクローナ)とその周辺に行ってきた。
17世紀後半の、組織的にまとめられた海軍の町で、
当時の姿を完全に残している点でも非常に珍しいそうだ。
海軍のものの写真じゃないけど、街の様子はこんな感じ。
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その前に訪れた近くの自然保護地域は「これは現実か?」と思うくらいステキだった。
白い小さな花がじゅうたんのように咲いているその真ん中に細い小道が続いているのだ。
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スウェーデンの人たちは、心に余裕がある人たちが多いなぁとよく感じるけど、
それは、自然にすぐにアクセスできることが大きいのではないかなぁと思う。

そして、太陽の光は本当に大事。
晴れた日はいたるところで日光浴をする人を見かけるが、
太陽の下でゆっくりすると、体がぽかぽかになり、力がふわーっと抜けていく感じがする。
ちょっと気分転換したいときは、外でぼーっとしてみることをおすすめする。

去年の夏に、友達を訪ねて、オーストラリアのブリスベンとシドニーに行ったときにも、
日光浴をしながら昼寝をしたり、本を読んだりする人たちをたくさん見かけた。
というか、私の日本の大学でもそうか。。。笑
都会の中に、ちょっと静かな、ぼーっとできる場所を設けるのは、
生活を豊かにする上ですごく必要なことだと思う。

今日も、ホストマザーと暖かい大きな平たい岩の上でしばらく寝転がっていた。
このまま時間が止まってしまえばいいのにと思った。
たくさんの美しいものを見て、何度も「夢の中みたいだ・・・」と感じた。
そして、その光景を目に焼き付けておこうとすごく必死だった。
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by kanapyon_814 | 2006-05-08 05:01

今は今だよ。

書こうかどうかすごく迷ったんだけどやっぱり書くことにする。

先週末、中高一緒だった親友から、メールが転送されてきた。
件名は「緊急!回覧してください」
なんだろうと思ってメールを開いてみたら、
友人が亡くなったという内容だった。

信じられなかった。意味がわからなかった。
その子とは、同じクラスになったことはなかったんだけど、
一緒にキャンプに行ったり、電車が途中まで一緒だったりして話す機会はあって、
話す度にいつも元気をもらえる、とってもパワフルな子だった。
はっきり、さばさばしていて、話が面白くてこんなふうになりたいと思わせる子だった。
元気なおばあちゃんになった姿が容易に想像できる感じだった。

メールには、「病気になった後に洗礼を受けたので、
神様が彼女を必要とされお選びになったのでしょう」とあった。
なんでなんでなんで???

前に、そういう話を聞いたときには、素直に受け入れられた。
神様が必要とされた、それなら受け入れざるを得ないのかって。
でも、友人ってなると話が違う、受け入れられない。
でも、受け入れなくちゃいけない。
でも、「運命だったんだ」なんて、簡単に言いたくない。
でも、そう考えないと、どうにもならないこともある・・・。

・・・・・・・・・・

こっちで知り合ったんだけど最近電車で3時間くらいの実家に戻った、
バレエの友達が、月曜日から何ヶ月かフランスに行くことになったので、
今会っておかないともう何年も会えなくなる気がして、土曜日に
Goteborgというところまで会いに行ってきた。

その前日に1泊することにしたので、Goteborgで勉強している友達とも会えた。
その子のご両親が日本から来ていたので、友達、友達のご両親、
日本語に留学していた2人のスウェーデン人の人たちと夕食を一緒に食べた。
隣に座ったスウェーデン人の人に、「今は勉強しているの?」と聞いた。
「ううん」
「じゃあ、働いてるの?」 「ううん」
「じゃあ、今何してるの?」

「今は今だよ。」

さりげない一言だった。
けど、結構大きい一言だった。

今度フランスに行く友達も、一緒に住んでいた彼と別れてしまって、
「今、自分をここに留めておく理由はない」と思ったから、
フランスに行くことに決めたと言っていた。
「自分がどこで生活するのが一番自分のためになるのか探すために、
沢山旅をしてみたい」って。

・・・・・・・・・・

将来に対する不安は、誰にだってある。
でも、今しかできないこと、今やってみたいと思えたこと、
それに怖がらずに挑戦すること、向き合うこと、
やっぱりそれはすごく大事なことだと思う。

明日のことは、誰にもわからないから。

ううん、明日のことだけじゃない。
1時間先も、1分先も、1秒先も、誰にもわからない。

どうしたいかって予定はあるけど、
予定通りに事が進むとは限らない。

「今は今だから。」

・・・・・・・・・・

天に召された彼女が、神様のもとで永遠に生き続けられますように。
今日を、今を大切に生きます。
あなたのことは、忘れません。
ありがとう。
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by kanapyon_814 | 2006-05-02 05:45

移民のための会社

木曜日、Semlaさんとお茶をして、将来やりたいこととかを聞かせてもらいました。
ステキなプランばっかりで、聞いていてワクワクしました。
絶対一緒に何かしましょうね~☆

お話していて、思い出したのが、最近、ここの移民の多い地域に、
移民のためにできた小さい会社のことです。
まだ紹介していなかったのですが、3月の終わりに見学させてもらいに行きました。
セカンドハンドショップなのですが、隣に工場があって、
そこで壊れている自転車を直したり、服をきれいにして、お店で売ります。
社長さんは、赤十字で働いていた女性で、
「今スウェーデンでは、買って捨ててというサイクルが早くて、とてももったいない」という
新聞の記事を見て、まだ使えるものを直して安く売ったら、仕事も作れるし、
その悪循環を立つことができると考え、その新聞記事を書いた人と協力し、
EUのプロジェクトから支援金を得て、このお店を作ったそうです。

お店は、元ガソリンスタンドだった建物、工場は元学校だった建物が使われています。
働いているのはみんな移民の人たちで、何時間か働いて、
その後にスウェーデン語の勉強に行くという人がほとんどです。
彼らにとって、お店のレジに立つということは、かなりのステップになるそうです。
なぜなら、レジではスウェーデン語を話さなければならないしお金の管理も任されるから。
大人で移民や難民としてやってくる人たちは、
やっとの思いでここに「たどり着いた」という気持ちのせいで、
新しい言葉や、新しい文化などを習得することに対して、抵抗を持つことも多いそうです。
彼らが自信を取り戻すために、そして少しずつステップアップしていくためには、
仕事をしながら言葉などを学んでいくことは、とてもよい方法になるそうです。
また、夜にはそこで、セラピーなども行っていて(日本式セラピーらしい!)
お店に他の移民の人が買い物に来て、お互いに話をしているのを見て、
憩いの場としての役割も果たしているなと思いました。
会社の名前は、Mackenというのですが、これはガソリンスタンドの意味で、
昔は、ガソリンスタンドが人々があって話をする場所だったということから、
「ミーティングポイント」になるようにという思いが込められているそうです。
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そこでは、15くらいの違ったバックグラウンドをもつ人たちが働いているため、
文化のことにもすごく気が使われています。例えば、5~6つの暦が使われていたり。
社長さんに、何が社長として一番難しいことですか?と質問をしたら、
ムスリムの男性に、女性の私が「これをしてください」とOrderをすることかしらと
おっしゃいました。それをするためには、しっかりした信頼関係がないといけないと。

また社長さんに「仕事をしていて一番幸せなのはどんなときですか?」と聞きました。
彼女は、「彼らがだんだん精神的に健康になっていくのを見られること。
何か足跡を残したかったので、それが実現されていくこと。」とおっしゃいました。

「社会のニーズを吸い上げて、企業という方法で形にし、貢献する」という
今まで私があまり知らなかったやり方をみせてもらうことができました。
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by kanapyon_814 | 2006-05-02 05:05